生まれてすぐの抱擁

出生のとき、何らかのトラブルが生じて保育器に入れられた赤ちゃんは、いくつかの「問題」を後に抱えるかもしれません。

理想的なお産は、おぎゃーと生まれてそのまま母親の胸元に抱かれることです。

心音を聞かせて安心させる意味もありますし、もう1つ興味深い話が。。

それは、窮屈な子宮の中から突然外の世界に飛び出してきた赤ちゃんは、母親に抱擁してもらうことで自分の身体の境界線を感じることができるというもの。

保育器に入れられて抱擁の機会が少なくなると、自分の境界線がわからない、身体の大きさがわからない、などの漠然とした不安を感じてしまうと言われています。

漠然とした不安に満ちただたっ広い世界から身を護るために、赤ちゃんは身体をギュッと収縮させてそれに対処しようとするらしいのです。

また、最初のスキンシップが損なわれたことが影響して、「人に触れられるのが苦手」になるかもしれません。


今朝のグループコンサルで取り上げられたテーマですが、大変興味深く、思い当たる節もあったので、忘れないうちにメモ。。



#周産期 #トラウマ #バーストラウマ #ソマティック



そらとり神経調律専門サロン

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