落ち込んだとき その2

ひどく落ち込んだとき、あなたはどうしますか?


①友だちや家族に話を聴いてもらいますか?

②1人でこもっていますか?

③やけ酒を飲みますか?


落ち込んだときの行動からも、神経系の状態やどんなパーツが働いてくれているかがわかります。


①「友だちや家族に話を聴いてもらう」というのは、人との輪の中にいられるということで、ポリヴェーガル理論でいうところの腹側迷走神経(緑)のところで、社会交流システムがしっかり働いているという証です。

人類の長い歴史からもこのゾーンにいることが理想で、一番免疫も機能できると言われています。


②「1人でこもる」は背側迷走神経です。こころもからだも鎮静/休息モード。十分休息できたら、自然に腹側へ戻っていきます。


③「やけ酒」「ギャンブル」などに走るのは、交感神経で、パーツワーク的に言うと「消防士」と呼ばれ、辛さを感じないために緊急に火消をする、というものです。


落ち込む理由にもよるとは思いますが、あなたはどのタイプですか?


どれがいいとか悪いとかではなく、これまでの生い立ちや環境、あるいはその時の状況などで、どのパターンに入りやすいかが決まってくるようです。


僕は、つい先日、②に深く入り込みました。がっくりと落ち込んで、何もする気になりませんでした。身体にも力が入らない感じ。。



どうやって回復したか、参考までに記しておきますね。


無理せず、ゆっくりと休みました。膝を抱えてじっとしている時間を大切にしました。


怒りや悲しみなどの感情もしっかりと味わいました。


十分休むと、身体の感覚に気づくようになりました。


なんか、まだ感情が毛穴からモヤモヤと出てくる感じ。。


ちょっと、動かす方が早く消えそうだったので、少し散歩してみました。


手を大げさに降って、指先からいらない感情が出ていく様をイメージしながら。。


モヤモヤしていたものが徐々に和らいできましたが、胸や喉元にまだ重たい感じが残っていたので、Vooサウンドをしながら歩いてみました。通り過ぎる人たちを驚かせないように。。(笑) すると呼吸も楽に入り始めて、身体全体がずいぶん軽く感じられるようになりました。


やっぱり、身体の中に溜めっぱなしはよくないなと体感しました。


それだけでも十分なんですが、自然に触れてみるのもいいですね。


山でも海でも川でも。。自然のエネルギーが優しく整えてくれます。

そらとり神経調律専門サロン

脳脊髄液の循環改善やポリヴェーガル理論に基づく最新の自律神経系の調整により、 あなたの中にある「自然治癒力」が本来の力を発揮しやすい状態に導くサロンです。 ポリヴェーガル理論、ソマティックな心理療法、発達性トラウマ、愛着、クラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスなどの情報を中心に発信していきます。

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