呼吸と慢性疲労

呼吸は大事って言われますよね。

腹式、胸式のどちらがいいか話題になったり、自律神経の調整の入り口とも言われたりします。


今日はちょっと視点を変えて、呼吸をBreathingとRespirationに分けて考えてみましょう。

Breathingは、息を吸うときは横隔膜が緩んで空気が入ってくる、吐くときは横隔膜が収縮して肺から空気が追い出される、その一連の動きです。

外から見ても「あ、この人呼吸してるな」ってわかりますね。


Respirationは、吸気によって肺胞に取り込まれた酸素が血液中に取り込まれて全身の細胞に運搬され、細胞内の二酸化炭素が血中に溶け込んで肺まで運搬されて呼気によって体外に排出される、一連のシステムで、Breathingも含む大きくて精密なシステムです。

Respirationシステムがうまく機能しないことで起こるのが「慢性疲労症候群」や「コロナ後遺症」です。

クラニオ・バイオを受けるとなんだかスッキリしているのは、

このRespirationシステムのお掃除がなされているからです。

なにかが「通った感じ」「流れた感じ」なのは、そのあたりのものを感じていただけているのかなと。

全身の細胞によどみなく酸素などがいきわたりますので、パフォーマンスが上がります。

(酸素など、っていうのは他にもいろいろとあるからです(笑))

思考も感情も身体も停滞気味でもうダメだと諦めている方ほど、変化を感じていただけるかも。


では何故クラニオ・バイオでRespirationシステムが整うのでしょうか?


植物や動物、私たち人間も、生を受けて成長する過程で「設計図」のようなものがあります。

これくらいの形状、大きさで、こんな機能を持ち合わせて、、という設計図です。

「ブループリント」や「青写真」とも呼べるかもしれません。


人間のRespirationシステムにも、本来ならこれくらい機能するように設計しとくねっていう器があります。

でも、なんらかの理由でそれが100%発揮できていない人が多くいらっしゃいます。

・気分が落ち込んでいたり

・交通事故で肋骨を折ったショックで

・姿勢が悪かったり

・緊張が強かったり


そこでクラニオ・バイオの出番です。

クラニオ・バイオの特徴の1つでもあるのですが、施術で「悪いところをよくしよう」というのではなく、「本来ある健全さを見つけてそれを引き出す」というのがあります。


Respirationシステムでいうと、もともと備わってる設計図の呼吸に、そっと手で触れてアクセスするのです。

するとそれが引き出されてきます。


そっと触れて、あなたの中にある「健全さ」を信じて、待つだけです。


難しくはありません。


信じて、待つ。


それだけです。




あなたも、ご自身の内なる力を最後まで信じてあげてくださいね。

そらとり神経調律専門サロン

脳脊髄液の循環改善やポリヴェーガル理論に基づく最新の自律神経系の調整により、 あなたの中にある「自然治癒力」が本来の力を発揮しやすい状態に導くサロンです。 ポリヴェーガル理論、ソマティックな心理療法、発達性トラウマ、愛着、クラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスなどの情報を中心に発信していきます。

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