周産期
秋ですね。。
11月13日~17日まで、研修でお休みをいただきます。
今年のメインイベントの1つ、周産期の研修です。
いよいよかあ。。とドキドキわくわくしています。
参考文献として挙げられている本を機械翻訳したものの一部を載せておきます。
で、この本を書いた人っていうのが、私のクラニオ・バイオの師の奥様っていうのだから驚きです。。ぐるっと一回りしてきた気分です。
イントロダクション:影から光へ — 自分の中の“やわらかな闇”と出会う旅
トラウマの影響は、心や身体の奥深くに沈み込み、
「影(シャドウ)」として残り続けることがあります。
トーマス・ヒューブルはこう言いました。
「私たちが“カルマ”や“影”と呼んできたものは、いまでは“トラウマ”と呼ばれるかもしれない。
トラウマは私たちを自分自身から切り離し、他者とのつながりを分断してしまう。
それは意識の光が届かない場所で、繰り返される未完のエネルギーなのだ。」
この本は、そんな「影」に静かに光を当てていくための道しるべです。
読み進めるうちに、あなたの中で眠っていた古い感情や身体の記憶が
そっと目を覚ますことがあるかもしれません。
どうかあわてず、ひと息つきながら読んでくださいね。
もし心や体がざわつくときは、少し本を閉じて深呼吸を。
必要なら、信頼できる人に話したり、支えてもらったりしても大丈夫です。
癒しは「ゆっくり」でいいのです。
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🌿 親として読むあなたへ
もしあなたが親であるなら、この本の内容が
「自分を責める」きっかけになってしまうこともあるかもしれません。
けれど、この本は誰かを批判するためのものではありません。
トラウマは「誰かのせい」ではなく、
文化や社会の中で積み重なってきた“無意識の習慣”から生まれたものでもあります。
多くの大人たちは、赤ちゃんがどれほど繊細で知的で、
感情を感じ取る存在であるかを、まだ十分に知らなかっただけなのです。
だから、どうかご自分を責めないでください。
たとえ過去に痛みがあったとしても、
癒しはいつからでも始めることができます。
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🌙 シャドウと出会う
ある夜、著者が夢を見ました。
怪物たちに追いかけられ、逃げ場を失う夢。
でも、ふと立ち止まって、こう言いました。
「踊りたい?」
すると、怪物たちはうれしそうに笑い、
一緒に手を取り合って踊り出したのです。
この夢は、「影」との和解の象徴です。
ユングが言うシャドウとは、
私たちが自分の中で「受け入れられない」と感じ、
無意識に閉じ込めてしまった部分のこと。
でも、それらは本当は、ただ「理解され、愛されたがっている」存在なのです。
影とともに踊るとき、私たちはもう、敵と戦ってはいません。
分断されていた自分の断片がひとつになり、
ほんとうの「全体性(ホールネス)」へと戻っていくのです。
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🫧 生まれる前の記憶
著者はやがて、自分のトラウマの根が
もっと深いところ──お腹の中の時期──にあることに気づきます。
母の感情、恐れ、緊張……
赤ちゃんはそれを感じ取り、世界の「安全さ」を学びながら育ちます。
母が不安なら、赤ちゃんも世界を危険だと感じ、
身を固め、静かに凍るように生きる準備をするのです。
こうして、生まれる前から、
私たちは「影」とともに心の形をつくっていきます。
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🌏 文化の影と私たち
この「影」は、個人だけでなく、社会や文化にも存在します。
私たちは長いあいだ、「赤ちゃんは何も感じていない」と信じてきました。
その無自覚こそが、“集合的な影”なのです。
けれど、今ようやくその扉が開き始めています。
科学の進歩や、セラピーの臨床例によって、
胎内や誕生のときの記憶が確かに残っていることが示されてきました。
影は、隠れるために存在しているのではなく、
私たちを守るためにそこにいる。
そしていま、その影にやさしく光をあてる時代が来ています。
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静かに息をしてみましょう。
あなたの中にも、小さな影が眠っているかもしれません。
でもその影は、あなたの敵ではなく、
ずっと愛されるのを待っていた、もうひとりのあなたです。
この本は、その影と出会い、
光の中に抱きしめていくための旅のはじまりです。
もう1つ、この周産期のワークを開発されたレイ・カステリーノという方の論文の中にクラニオ・バイオについて書かれた部分があったので少し抜粋してみますね。レイ自身もクラニオ・バイオの施術者なので、この周産期のワークは私が今感じている以上に、、縁があるのかもしれません。
🌬 バイオダイナミック・クラニオセイクラル・セラピー(BCST)
そっと触れるような、やさしく非侵襲的なタッチ。
BEBAクリニックで行われるセラピーの中でも、このBCSTはとても重要な役割を担っています。
このアプローチは、オステオパシーの創始者ウィリアム・サザーランドの原理に基づいています。
セラピストは「いのちの呼吸(Breath of Life)」と呼ばれる知的な生命の力に意識を向け、
それが身体の中に現れるさまざまなリズムと調和するように関わります。
その中でも特にゆるやかなリズムを「ロングタイド」と呼びます。
このロングタイドは、まるで深い海のうねりのように静かで、広く、穏やかな流れ。
BEBAクリニックのセラピストたちは、このロングタイドの空間をつくり出し、
部屋全体のリズムをゆっくりと落ち着かせていきます。
その静けさの中で、神経系は自然に調整を始め、
身体の中にある本来の“健康の力”が静かに目を覚まします。
赤ちゃんたちは、この穏やかなリズムの中で安心して、自分自身を保ちながら、
まるで語るように、自分の物語を身体で表現していくのです。
しっかり学んできますね。
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