感覚言語
「トラウマは身体に刻み込まれている」という観点から、そらとりでは身体からのアプローチに力を入れています。
タッチはもちろん、対話の中でも「それを思い出すとどんな感じがしますか?」「それを身体のどこで感じますか?」「質感は?」「色とか形はある?」「動いていますか?」などと、身体の感覚に焦点をあてます。
従来の心理療法とはちょっと違うので、戸惑われている方も多いかと思います。
「感覚」をお聞きしているのに「考え」や「ストーリー」を語られる方も少なくありません。
それがダメというわけでも間違っているわけでもなく、それはそれで貴重な情報で、例えば「ストーリー」を話されている時の声のトーンや身体の動きをとらえて、どこに活性化があるかを見て、そこを深めていきます。
ただ「感覚」の言語を使うと、よりスムーズにトラウマのエネルギーを解放することに繋がることもありますし、何より辛かった過去のことを話す負担からも解放されます。
今日は「感覚言語」って例えばこんな感じですよってことをご紹介してみたいと思います。
あ、なんだ、そんなことねって思われると思います。
感覚言語
ふわふわした、生き生きした、つまった、息苦しい、もろい、泡のような、焼けるような、冷たい、温かい、湿っぽい、ねばねばしてる、収縮した、カタい、柔らかい、弾力性のある、広がった、かすかな、なめらかな、激しい、かゆい、ぎざぎざの、軽い、重い、ちくちく、震えている、ひろひりした、鋭い、絹のような、滑らかな、広い、ゆったり、おだやか、強い、弱い、、
「そのこと」を思い出したときに出てくる「ぞわっ」とした感覚、、それがトラウマのエネルギーです。それが解消されると、「そのこと」自体はなくなりもしないけど、イヤな感覚がなくなります。
あと、赤ちゃんのときなど、言語獲得前の出来事を話すことは難しいと思いますが、ワークを進めていく中で「感覚」が出てきます。
頭では覚えていないけど、身体が覚えているんですね。
まさに身体の叡智です。
トラウマのエネルギーが解放されると、そこに今必要な新しいエネルギーのためのスペースができます。
そこにどんなエネルギーを注いでみたいですか?
これまでに認知行動療法など「認知」に働きかけてこられて、「頭」ではわかっているけど「身体」がどうしても、、という方にも感覚言語を用いる「身体的心理療法」は有効です。
頭ではもう大丈夫だと思っていても、ある場面になると胸がざわつく、心臓がバクバクする、頭がぼーっとしてくる、など身体の反応が出てくる場合、身体感覚からアプローチすることでスコンと外れることがあります。
「何年も苦しんでいたのにウソみたいに楽。。」などのお声も。
また、「毎年3月になると調子が悪くなる。。」というのも、もしかすると身体からサインを送ってくれているのかもしれません。
なぜその時期なのか、身体の記憶を辿っていきます。
よくあるのが、けがや交通事故。治ったように見えて、実はまだ当時の衝撃が身体に残っているケースです。
もしその時期が誕生日に近いとしたら、もしかすると、生まれてきた家の環境や親の状態があまりウエルカムモードではなく、自分の存在を否定的に感じていたのかもしれません。
いずれにせよ、過去の修正体験や未完了の完了を経て、「今ここ」にエネルギーが満ちてきます。
すると、「原因不明の体調不良?」や、「生まれ持っての性格?」に変化が生じてきます。
3月は不思議と、ご自身の一番しんどいところに向き合われるセッションが多かったです。
その勇気に僕自身もエンパワーさせてもらえた感じです。
明日から4月ですが、さらに変容を遂げらていかれるのでしょうか?
さなぎから蝶となり羽ばたいていかれるのを楽しみにしています。
そのためにはやはり継続コースがいいですね。
「ここからレジリエンス神経育みプログラム」、2年目になりますが作ってよかったと思っています。
僕自身も、家族と向き合う中で、また体験型の研修などを通して、さらに一皮ふたかわ剥けていければなと思っています。
2025年、大事ですよね。
ここから夏至に向けて太陽もどんどん強くなってくるし、いい機会です。
持って生まれてきた力を存分に発揮できるよう、精一杯サポートさせていただきます。
「感覚言語」を用いたセッションは以下になります。
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