未来像描けてますか?~隠れトラウマシリーズ⑥~
やりたいことが見つからない。。
どういう方向へ進んでいいかわからない。。
ってひと、意外と多いなって思います。
僕にもそんな時期がありました。
世の中には、自分のやりたいことをしてキラキラと輝いている人たちがいるのに、自分は。。
って、なんか取り残されたというか、
だだっ広い宇宙の迷子になったような。。
無限の可能性があるはずなのに、何1つ見つけられない無力さとでもいうのでしょうか?
でも、いろんな経験や人との出会いを通して今に至っています。
まだまだ道の途中ですけど。。
「やりたいことが見つからない。。
どういう方向へ進んでいいかわからない。。」
それは、赤ちゃんの頃に形成されるはずの「安心安全」の基盤が何らかの理由で欠けているからかもしれません。
赤ちゃんの頃の感覚って、快か不快か、ってことだけでしたよね?(覚えてない?)
両親に望まれて生まれてきて、
温かい家庭の中で大事に育てられてきたら、
「自分は愛されている」「ここにいていいんだ」っていう「快」の感覚で満たされて「安心安全」の基盤ができてきます。
成長するにつれ、少しずつ行動範囲も広くなってきますね。
例えばママと出かけた2歳くらいのお子さん。。
それまではずっとママの足元で遊んでいましたが、
少しずつママから離れて遊べるようになってきますよね?
でもそれって、振り向いたらいつも笑顔で見守ってくれてるママがいるから安心して遊んでいられるんですよね。
(スマホ見てたらアカンよ?)
そうやっていつでも安心して帰れる場所があるから行きたいところへ行けるんです。
子どもが親から離れるのは、信頼されてる証ともいえると思います。
一方で、
両親の喧嘩が絶えなかったり、
親が多忙でおむつやおっぱいなどの赤ちゃんのニーズにすぐに応えられないと、
「自分は望まれていない」
「ここにいちゃいけない」
っていう、不安や恐れの「不快」の感覚に包まれて「安心安全」どころではありません。
隠れトラウマシリーズの「よくぶつかる?」と重なるところがありますが、
「安心安全」を感じられないのは、「今ここ」を感じられないのと同じです。
「今ここ」がないのに、ここじゃないどこかへ向かうことなんてできないのです。
自分の未来像が描けないのは、今の自分に安心しきれていないからです。
そしてそれは、遠く幼少期の頃にさかのぼるかもしれないんだよってことなんです。。
でもね、絶望しないでください。
「やり直し」が可能なんです。
もう親がいないって方でも大丈夫。
「今にくつろぐ」ということを心がけてみてください。
「私は私でいい」
「素のままの自分いい」
そんな感覚を味わえる体験をあなたにさせてあげてください。
ヨガやマインドフルネスもいいですね。
そらとりの浅野の新しいサロンでは、
そんな「安心安全」を感じられるようなほっこり空間を心がけています。
観葉植物やドライフラワーをはじめ、ほっとできるグッズをあちこちにちりばめてあります。
色を意識したり、五感を刺激するような工夫も凝らしています。
もちろん、一番の「売り」はクラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスという
究極に何もしないタッチセラピーです。
何もせずにただ触れているだけ。
その「触れ方」と「触れる場所」がミソで、少しずつ失われていた「安心安全」の基盤ができてきます。
ときに、大きな癒しが起こります。
「家で寝るよりよく休めた」
「無駄な力が入ってたんだなって気づけた」
「身体の内側からじわ~と温かくなってきた」
「勝手に涙が出てきた」
こんなお声はよくいただきます。
セラピーを通して、安心安全の基盤を再構築していただいて、
描いた未来に向かって一歩ずつ前に進んで行っていただけたらなと願っています。
心願成就
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