よくぶつかる?~隠れトラウマシリーズ⑦~

物や人によくぶつかる人、いませんか?

歩きスマホは論外ですよ?(笑)

どんくさいから、、って済ましちゃってるかもしれませんが、

実はこれも幼少期のある体験が原因になっているかもしれません。


ぶつかる、というのは、周囲の環境に対して注意が足りていないから、と思いますよね?

じゃ逆に、普段ぶつからずにすんでいるのはどうしてでしょうか?

それは、自分の位置や歩くスピードを脳がきちんと把握していて、

ものや人との距離、それらが近づいてくる角度やスピードなどを瞬時に計算しているからです。


子どもの頃、あるボクシングのマンガに影響されて、

人でごった返す駅のコンコースで、いかに人にぶつからずに速く歩くか、というのを試していた時期がありました。

(その節は大変ご迷惑をおかけしました。。)


それは、ボクシングのトレーニングの1つとして取り上げられていて、

人の動く方向やスピードを視覚でとらえて、どう自分の足を運び、上半身を翻しながら移動していくか、

という内容だったと思います。


今日ここで取り上げてる「ぶつかっちゃう人」にとっては、ボクサーたちの動きはまるで神業のように見えると思います。


じゃ、なんでそんなに差があるのか、

それは、「自分の位置の認識が足りていないから」、なんです。

ここでいう「位置」というのは、北緯35度とか愛知県一宮市とかいうのとは違って、

自分の中心軸としての位置感覚のことです。

自分自身の位置情報がないので、物や人との距離感がつかめないんです。

方向とかスピードってなると、もうさっぱりわからない。。

目が回りそうになっちゃいます。。


自分自身の位置情報っていうのは、

赤ちゃんの頃の規則正しい生活や愛情あふれる家庭の中で「安心安全」をベースに少しずつ培われてきます。

「ああ、私はここで愛されている」

「ここでくつろいでいて大丈夫なんだ」

っていう「安心安全」の感覚の中で自分軸が芽生えてきます。

でも例えば、

自分自身や家族の誰かが病気や手術で入退院を繰り返していたり、

生活が不規則だったり、

十分にくつろげる環境じゃなかったりすると、

「安心安全」を感じられず、自分軸を育てることができません。

その結果、身体と意識がふんわりズレたような感じで、物や人にぶつかりやすい、という状況になってしまうのです。


それを解決するには、

自分軸を強化する「センタリング」や、

「今ここ」を感じる「グラウンディング」を心がけるといいと思います。

安心安全の感覚に包まれるクラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスもおススメです。




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