つながり
幼少期にトラウマを体験した人々は、
自分の身体、そして人との結びつきから隔たれている人がいて、大きく「思考タイプ」と「スピリチュアルタイプ」に分けられると言います。
早期トラウマの苦痛から逃れるために身体から離れ頭の中で生きる人を「思考タイプ」と呼びます。気持ちや感情を排除して、思考に頼るようになります。
一方「スピリチュアルタイプ」の人は、体験を身体に落とし込んだことがなく、エネルギーレベルで言うと肉体よりもエーテル体の領域で生きる傾向にあります。
両者とも身体の感覚が乏しく、身体は限界を超えているのについ無理をしてケガや病気をしがち、ということにもつながるのかもしれません。
「思考タイプ」の人は、研究職や思想家、あるいはパソコン操作や倉庫での作業が誰にも邪魔されず快適に過ごせるのかもしれません。
「スピリチュアルタイプ」の人は、動物や植物に関わるほうが楽かもしれません。サイキックな方面にエネルギーを発達させることもあり、石と話せる、という人にも出会ったことがありますが、もしかするとこのタイプの人なのかも?
いずれにせよ、どれがいいとか悪いとかではなく、それを強みにしていければいいと思います。ただ、あまり偏り過ぎていると、やはりレジリエンス(柔軟性や回復力)が低く、日常生活に影響を及ぼしてしまうと思われます。
それが「生きづらさ」として感じられるのです。
人間は古来から人との関わりの中で生きながらえてきました。危険な状況から身を寄せ合って命をつないできたのです。
パソコンが上手でも石や植物と話ができるのもいいのですが、人とのコミュニケーションが取れないと、社会の中で脆弱です。
それに、人との関わりが苦手な人は、ポリヴェーガル理論でいうところの腹側迷走神経系が弱い状態なことが多いので、心身に支障をきたしている場合も多いと思います。
なんだか自分にも当てはまりそうだなと思われた方は、
身体を使った体験を日常生活に取り入れてみてください。
歩くこと、食べること、音楽を聴くこと、歌うこと、きれいな景色を見ること、香りをかぐこと、触れてもらうこと、そしてそれをしっかりと味わうこと。
少しずつ、「感覚」が目を覚まし始めます。
そらとりのセラピーを受けられた方からは、
「最近五感が研ぎ澄まされてきました!」
嬉しいお言葉も頂戴しています。
そして、無理のない範囲で人と関わる。
一番いいのは安心していられるお友だちとリアルで会ってお茶しながらのおしゃべりとか。。その場の空気感なんかも共有しながら。
会えない距離なら、Zoomなどで顔を見ながらのおしゃべり。お互いの表情のやりとりも腹側にとって重要なんです。
顔を見られたくないなら電話。声を聞くって、やはりいいのです。
それも難しければLINEやメール。文字だけだけど、誰かが私に注意を向けてくれているっていうのがいいんです。
しんどいとき、少しでもそらとりのことを思い出してもらえたらうれしいです。
僕も昔、身体の声を聞けずに限界超えて肉離れとかよくやっていました。
感情を汲み取ってもらえない親に反発して頭で論破しようとしていました。
ハーブや野菜と馴染みやすいのは、、そういうことなのかなあ。。?
いろいろあって、今に至ります。
もう少し、感じられるようになれたらいいな。
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