SIBOシリーズ③~お腹にガス?胸やけ??~

SIBO、Small Intestinal Bacterial Overgrouth..

(小腸内細菌増殖症)


最近、アメリカなどで多く見られるようになってきたと言われるこの症状ですが、

日本ではまだあまり認知されていません。


お医者さんでも知っている方が少ないらしく、

今のところ、保険も適応されません。


過敏性腸症候群っていうのは

1950年ごろから言われるようになったので

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

この過敏性腸症候群と診断された方の80%が、

実はSIBOだったっていう調査結果もあるらしいです。


症状的には似ていて、その見極めが難しいんだとか。


SIBOだと、たとえばこんなことが起こります。


細菌たちが栄養を横取りすることで・・・

鉄—鉄欠乏性貧血

ビタミンB12—ビタミンB12欠乏性貧血

亜鉛—免疫低下-アレルギー

マグネシウム—生理痛が悪化


マグネシウムはプロゲステロンの産生に関わっていて

月経前症候群を和らげる作用があるのですが、

細菌たちがマグネシウムを食べちゃうと

プロゲステロンが減少して子宮の収縮が強くなり

生理痛がひどくなります。

(生理中の頭痛は、仙骨と後頭骨の関係性にあるとクラニオ目線でみています)


また、アレルギーですが、

SIBOの約50%がリーキーガット症候群と言われています。


リーキーガットっていうのは「漏れた腸」のこと。

増えすぎた細菌たちの発酵ガスによって小腸の壁が伸び縮みし、

もろくなって破れてしまうと考えられています。

そこから有毒な物質が血液中に流れ出て、

それを異物として攻撃することが

自己免疫疾患に繋がっているとする見方もあるそうです。


いかがですか?

腸と言えばなんとなく大腸を大事にせんとなあって思っていましたが、、

小腸のケアも大切そうですよね!?


小腸が整うと、、

膨満感やガスからの解放

ゲップや胸焼けからの解放

脱肥満

脱アレルギー

ほかにも、

血液サラサラ

肌きれい

髪質アップ

免疫アップ

気持ちも晴れる

貧血や生理痛の軽減

などが期待されます。


ちょっと、やってみる価値ありそうですね!

では、なんでSIBOになっちゃうのか?

また、SIBOの改善法はあるのか?

などは次回書いていこうと思います。


お読みいただきまして、ありがとうございます!!



SIBOシリーズ④~SIBOその原因~

SIBOシリーズ⑤~予防と改善~



#SIBO #腸内環境 #脳腸相関 #腸活 #腸もみ #一宮市 #ポリヴェーガル理論 #ソマティック

そらとり神経調律専門サロン

脳脊髄液の循環改善やポリヴェーガル理論に基づく最新の自律神経系の調整により、 あなたの中にある「自然治癒力」が本来の力を発揮しやすい状態に導くサロンです。 ポリヴェーガル理論、ソマティックな心理療法、発達性トラウマ、愛着、クラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスなどの情報を中心に発信していきます。

0コメント

  • 1000 / 1000