「ソマティックIFSセラピー」~意識された呼吸~

スーザン・マコーネル・著の「ソマティックIFSセラピー」が面白い。


IFSというのは、最近よく話題にするパーツワークのことです。

Internal Family System(内的家族システム) を略したもの。


「実践における気づき・呼吸・共鳴・ムーブメント・タッチ」というサブタイトルに惹かれて思わず買ってしまいました。


で、今、第3章の「意識された呼吸」を読んでいるのですが、なかなか面白い。

前回のブログでも少し触れましたが、少し引用してみますね。


空気の要素と結びつくことは、私たちを取り巻いている無限の宇宙からの贈り物を受け取れるように、自身を開くことでもあります。

宇宙との関連において、そこには「私」と「私ではない」という二元性はありません。そこには1つのエネルギーフィールドという基盤があるだけです。そのフィールドは、私たちのこころの最も高い機能と呼応しており、その情報の源は、私たちの成長を導いています。そのフィールドは力であり、私たちが健康でいられるか病気になるかを最終的に決定するのは細菌や遺伝子ではなく、この力によります。・・・(←ってこれ、バイオやね。。?一次呼吸にアクセスして、静寂を待ちます。すると自ずと調整が始まります。)


いかにして呼吸が、私たちの苦の根源である信念からくる負荷を降ろすように導くのか。。鈴木俊隆の著書「初心禅心」の中のフレーズも引用されていました。

私たちが息を吸うとき、空気は私たちの内的世界に入ります。私たちが息を吐くとき、空気が外界に出ていきます。あなたのこころが、ただこの動きに従っており、純粋で静寂ならば、そこは空であり、私もない、世界もない、こころもない、身体もないのです。私たちは、ただ、開閉する扉となります。・・・(←般若心経ですね。バイオのセッション中もここに入ります。こころも身体もない「空」のとき、不安や恐怖、妬みや痛みからも解放されます。)


古代から、呼吸を意識することは瞑想の修練の最重要課題とされてきました。呼吸の訓練を通して、過去の恐怖や未来への不安という呪縛から解き放たれ、個人と宇宙は、ただお互いを鏡に映して見ているだけになり、お互いの存在を内包します。二元論は、私たちにとってなじみのある考え方で広く浸透していますが、この状態において私たちは、この二元論という幻想を超越します。



「空」や「非二元性」からは、愛とか光しか感じることができません。



呼吸を意識すると、パーツが刺激されることもあるかもしれませんが、やさしく丁寧に負荷を降ろして、セルフが出てくるスペースを広げてあげます。

不安や恐怖のパーツ主導から、穏やかで慈愛に満ちたセルフ主導に導いていくのがIFS、内的家族システムのパーツワークです。




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そらとり神経調律専門サロン

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